島を購入する際の経済面
島を購入する場合、最初にかかるコストとしては島自体の価格に加え、税金や不動産業者に対するコミッション(仲介手数料)、そして登記費用(弁護士費用 等)が必要になります。島自体の値段は、現オーナーの意向を基準に、場所や開発可能性などを考慮して決定されます。島を購入する場合、ローンを組むことも 可能性がないわけではありませんが、現実的ではないでしょう。それよりも、オーナーとの交渉次第ではディスカウントや分割での支払いが認められる場合もあ ります。また、複数の出資者を募って、共同で島を購入するという例もあります。
税制は国によって違いがありますので、その都度確認することが必要です。また、コミッションに関しては、売り手側が支払う場合と買い手側が支払う場合の両 方があります。買い手が払う場合でも既にコミッションが物件価格に含まれていることもあります。こちらも本格的に購入を検討する際には確認すべき点です。
次に考えるコストは開発費用です。既に住居や水、電気などの生活環境が整っている場合には、設備の精査もしくは改築程度で済みます。しかし手付かずの自然 のままの場合、生活環境は一から作ることになります。まずはメインハウスが必要です。場合によってはいくつかのゲストハウスなども必要かもしれません。そ して水や電気、そして通信手段を得るための設備が必要になります。また大きな島の場合、飛行機の滑走路を設けることもありますが、多くの場合は船を付けら れるように桟橋を作ることになるでしょう。
これらの開発コストは地域、すなわち人件費が安い国と高い国によってかなりの差が出てきます。また、島での建築工事は、資材を運ぶ必要があるため、本土で 行うよりも一般的に30~50%割高になることを理解しておく必要があります。もちろん、島を購入して、何も開発せずに自然のまま残しておきたい、という 場合にはこの限りではありません。
生活環境が整ったら、それを維持していくための費用も必要になってきます。
維持コストについては税金と設備のメンテナンス費用が中心ですが、ケアテイカー(管理人)を雇う場合にはその費用も必要になってきます。
さらに考えるべきは、島のオーナーであるあなたやあなたの知人達が島を訪れるのに必要な費用です。旅行費用は安くなってきているとはいえ、離れた場所にある島の場合にはいくつかの交通手段を乗り継がなくてはいけないかもしれません。
海外の物件の場合には、上記に加えて為替の状況も考慮に入れる必要があるでしょう。