フロリダのプライベートアイランド
日本人にもリゾート地として有名なFlorida Keysは、米国内でもプライベートアイランドを購入するのに随一のエリアと言える。
地元の不動産業者によるとマイケル・ジョーダンなどの著名人も、このエリアにプライベートアイランドを所有しようとリサーチをしているという話だ。

この時期、有名な探険家クック船長の子孫であるPercy Cookも、このエリアに50エーカーある自分の島を購入し、クック島と名付けたと言われている。
フロリダにプライベートアイランドを所有するに当たって、一番の考慮事項は開発に関わる規制である。基本的に政府の公的機関(Florida Department of Environmental Protection、Southwest Florida Water Management Districtなど)が認めた建物しか建てることが出来ない。
リゾートや住宅に対する規制は海水の保全や野生動物保護の観点が中心になっており、魚や野生動物に悪影響を与えないこと、水質や水流に影響を与えないこと、開発によって汚染物を排出したり、洪水を誘発しないこと、などを証明する必要がある。
その他、自分の島を持つ場合には必須である桟橋(船着場)の建設に関しても細かい規制がある。
とはいえ、それだけ自然が守られているエリアとも言え、気候条件なども含めると、フロリダの魅力が衰えるものではないだろう。
【フロリダのプライベートアイランド例】(2006年5月現在)
MELODY KEY

Melody Keyは、かつてMonkey Keyという名前で知られていた僅か6エーカー(東京ドームの半分)のプライベートアイランドである。フロリダのSummerland Keyからボートで5分で辿り着けるこの小島は、Cris Lesick氏が所有していた。
彼はこの島に移り住むと同時に、3階建ての八角形の建物を作り、観光客用にも宿泊施設として提供していたが、観光客として来ていた歌手であるNick Hexum氏が、一昨年この島をいたく気に入り、当時オーナーであったCris氏から島を買い取ったのである。1978年にCris氏が購入した金額はわ ずか1300万円であったが、Nick Hexum氏がCris氏に支払った金額はなんと約3億円である。
その後、Nick Hexum氏は建物を観光客用、島を丸ごとレンタル出来るように改築すると同時に、島の名前をMonkey KeyからMelody Keyへと変更した。
また、前オーナーであったCris氏は今もこの島の管理人として常駐をしている。
JEWEL KEY

1987年にこの島を手に入れたオーナーはこう言う。
”この島にいるときには電話もコンピュータも使わない。飼っているペットと過ごす時間がとても楽しいんだ。隣人を気にする必要が全くないし、言葉で言い表すのは難しいけど、この島から離れたくなくなるんだ。”
約2エーカーのこの島は新鮮な飲み水と電気、3つのベッドルームと2つのバスルーム、彼のお気に入りであるデッキ、そしてプールとヘリポートを持つ。
現在、この島には5億円超のプライスタグが付いている。
TRANQUILITY KEY

Tranquility Keyは約50年の間、セレブリティのアイランドリゾートとして利用されてきた。現オーナーは既に86歳となっており、その年齢のためにこの島を手放すことになった。
米国の有名脚本家であったTennessee Williamsはこの島に何度も訪れ、オーナーとの親交も深かった。彼はこの島で静かに絵を描いたり、考え事をするのが好きで、有名な女優や俳優を何人もこの島に招待したと言われている。
騒がしいキーウェストの中心部から僅か数マイルに位置し、世界のセレブリティを迎え入れてきたこの島は現在、10億円超のプライスタグを掲げている。
CRESCENT ISLAND

Crescent Islandには約130坪の住居が作られている。この家は旧フロリダ式の建物で、2003年当時の最新式の設備とデザインで作られている。全ての部屋に は大きな窓が備えられ、メキシコ湾がパノラマビューで楽しめるようになっている。家の4面にはデッキが用意され、日の出や日没が見られる上、360度の景 色が楽しめるルーフトップがある。
また、家にはスイミングプールと新型のキッチン、ろ過装置、ボートのドックがあり、ベッドルームを追加できるように柔軟性のある造りになっている。
ルーフトップは周囲の無人島や野生動物なども豊富に存在し、夜には信じられないほど輝いている星々を見ることが出来る。
現オーナーは”まるでディスカバリーチャンネルを見ているような自然を体験することが出来る”と語る。
この島のプライスタグは約5億円である。